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はじめまして

みなさま

はじめまして!


チェリストの松本愛子です。


「あなたとチェロに幸せの花束を」
のブログにご訪問頂きありがとうございます。


さて、自分で言うのもなんですが
このブログはちょっと変わっています。

チェロを上手に弾くテクニックとか
どうしたら実技が上達するかとか
そういう事はあまり書きません。


ここでは、まず自分の「こころ」と向き合い
それからはじめて「チェロ」という楽器に向き合い
最終的に「チェロと自分が一体化」する感覚を体感して頂きたく
このブログを立ち上げました。


つまり「実技的」なことより
音楽をやっていくうえで
本当は一番、もっともっと大切な
「精神的」な面を
掘り下げて考えてみる

そういうブログです。



「ただチェロを上手に弾く」
が目標ではないのです。



演奏している本人も
聴いている人も
「心が幸せになる」

これが私の最大の目標です。

では
そういう風に弾くにはどうしたら良いのか?
どういうことが必要なのか?

というところをお話しできたらなぁと思います。




ちょっと自分の事について書きますね。

私は身長150cmで、体が華奢です。
チェロを弾いていてもう14年経ちますでしょうか…。
その間、自分の体に大変コンプレックスを持ていました。


音量が出ない
体力がない


音楽大学も
音楽業界も
自分の​周りは何百歩も先を行くうまい人が多い環境

自分は全然弾けない
辛い、苦しい


だから学生時代は自分の体に鞭打って
必死に練習しました。



でも待っていたのは
「半年間演奏できなくなってしまった身体」
という結果でした。



つまり、私の体は悲鳴を上げていたのです。
精神的にも
そうチェロ自身も。


自分を大切にしないのに豊かな音が出せますか?


どれだけ良い弓や楽器を持っていても
そこが欠乏していたら
音には表れないんです、愛」が。
一番人が求めている愛が



愛にあふれた音に出逢うと
涙が出るんです。

それは無償の愛だから。




私は今までに
「チェロに向いてない体だ。」
とか
「もっと鍛えないとだめだよ。」
とか言われるときもありました。

その度に「はい、がんばります!」
と笑顔で答えても心は何度も泣いていました。
自分を認められていない気さえしました。


でも今は違います。



なぜ違うと思えるようになったか。

それは
チェロの師匠がそんな私に「限界」を作らず、諦めず、
一生懸命教えてくださったんです。
(もちろん今もですよ。)

そして今までに出逢ってきた友達
さらに私の大好きな本からも
私を救ってくれる言葉を沢山頂けているからです。


自分に関わってくださった全ての人のおかげで今の私がいるのです。

本当にそのおかげなのです。



だから今は
「コンプレックスの塊の私」ではなく
「等身大の私」が大好きなんです(笑)


みなさんが無条件に沢山の愛をくださったからです。

本当に、本当に、ありがとうございます。





それで、ずっと考えていました。
どうやったら恩返しができるかなぁ…と。


「もしかしたら同じ悩み、似たような悩みを持っている人がいるかもしれない。」

今度は私が皆さんに愛を込めてお届けする番だ!
そう思ったのです。

それでこうしてブログを新たに立ち上げることができました。





はじめに書いたことに戻りますが
ここでは「テクニックをあげる」ことではなく
「こころ」と向き合う。


これがテーマです。



これからのブログ更新には

自分が体験して感じたこと、
自分が出逢った「言葉」のパワーもお借りしながら
それをチェロに繋げて考えていきたいと思います。



チェロ、もしくは音楽に携わっている方々はもちろんですが
この地球上にいる全ての人に愛が届きますように…。



愛を込めて

愛子より。

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