こんばんは。

昨日からスタートした
「あなたとチェロに幸せの花束を」は
おかげさまで沢山の方々に読んでくださっております。


本当に嬉しいです。


シェアをしてくださった方や、
Messageをくださった方、
本当にありがとうございます。

もし共感してくださったら
どうぞこれからもシェアをよろしくお願い致します(*^^*)

沢山の方に届けられたらと思い今日も綴ります。





さて、本題に入りましょう。


今日のテーマは「感性」です。



感性



これは楽器を奏でるにはとても必要なものです。


感性という言葉を辞書で調べると
「物事に感じる能力。感受性。感覚。」
と出ます。

類義語だと

感覚
感受性
センス
知覚
……などなど。






あるレッスンの時、
生徒さんがこんな事をおっしゃいました。


「先生、私歌うのが下手で…。きっと私には感性がない(乏しい)んです。」




もちろん私は
「そんな事ないですよ」とお伝えしました。



なぜって
今までに
笑った事ないんですか?
泣いた事ないんですか?
怒った事ないんですか?



笑うにも色々とありますよね。

微笑したり
大声で笑ったり
はたまた笑いすぎて涙が出たり


泣くのも

声を押し殺して泣いたり
すすり泣いたり
ただただ意味もなく涙が流れたり
もちろん何かに感動して泣いたり
嬉しくて泣いたり


怒るのはどうでしょう?

何かを許せなかったり
上手くいかないことに地団駄したり
腹の底からメラメラと燃え上がってきたり…
(これはちょっと怖いですね。笑)


他にも人間は色々な感情・そして感覚があります。

恋をしたり

失恋したり

希望を持ったり

落胆したり

幸せを感じたり

寒さに凍えたり

温もりを感じたり……



私たちは日々数え切れないほど沢山の感情を示したり、
そして感覚を使っているのです。





少し例が長くなりましたが…

要は
人間で生まれた限りそれを1mmも音に出さず表現する方が遥かに難しいのです。
ロボットが弾いてる訳ではないので。




もちろん先ほど「感性がない」とおっしゃった生徒さんは自分で気づかれていないだけで
こちらが聴いていると
「あ、このフレーズ好きなんだろうな。音色が急にイキイキして聴こえる。」

という箇所が沢山あるんです。

本人が気づいてないだけなのです。


そういう事をお伝えすると
「確かにここのフレーズは自分にとって気持ちがいいです。」
とおっしゃっていました。


ここにまず「気づく」「気づかないか」の違いです。
この違いが音に大きな差をつけます。

そして、今後出す音に「自信」がついてくるのです。


でもそれを表現するには
もちろんテクニック的な事も沢山絡んできますが


どちらかというと

どれだけ日々色々なものを「感じ取って」いて、
それを「いかに体に・心に記憶しているか」です。



ここの違いで音色の幅がぐっと広がります。



ちょっと想像してみてください。


「感性」という種を皆さんは持っています。

その種の名前は
「喜び」
「幸せ」
「悲しみ」
「切なさ」

など色々な種類があります。

それを植えてお水を与える。

お水とはこの場合「経験」を意味します。

一番分かりやすく説明できるのは……
まぁ永遠のテーマ「恋」にしてみましょうか。笑


あなたは
「恋」という種を植えました。

お水は「経験です」


「好きな人に出逢ったあの瞬間」
「一緒に楽しく過ごせた日々」
「好きな人のあの笑顔」


というのはワクワク。ドキドキする訳です。



他にも

「いくつになっても隣にいてくれる妻・夫」
「声をかけなくても一緒にいるだけで心地良い空気」

などもいいですよね。ルンルン♪


そういう感覚を含んだ「お水」を種に与えると
ぐんぐん、ぐんぐん「感性の芽」が育っていきます。



同じ恋でも「叶わない恋」もあります。

「会いたくても会えない。」
「こっぴどくふられた。」
「不安にさせられた。」

などなど(苦笑)

それも種にとっては大事な「お水」には違いないんです。


作曲家だってロボットではないのですから
多少は形式ばって書いたものも中にはありますが
だいたいは「心」を込めて譜面に音をおとしています。

「あ、ベートーヴェンのここのフレーズは今の私の恋しているこの感覚と一緒だな。」
とか
「ここのフレーズは絶望感にあふれているな…。はぁ。会えなくて辛い…。」
とか。笑


作曲者たちも難しい顔で教科書に載ってますけどね、
同じ人間なので
沢山恋して失恋したりしてるんですよ、きっと。


だから必ずどこかのフレーズにはあなたの経験した何かがあてはまるんです。
(もちろん恋に限らずですよ!)

そしてそれは
あっているのか間違っているのかは関係なくです。
まず自分なりに解釈するのです。

それを
「するか、しないか」です。

間違えないでください。
「できるか、できないか」じゃないんです。



「感性の芽」を育てるのは先生ではなく、もちろんあなた自身です。

ただ人によってはその種を植えたことを忘れてしまう人がいます。

もしくはあると知っているのに暗闇に閉じ込めるかのよう扉を閉めています人もいます。
太陽に光をあてさせないような感覚です。



それを
「あ、こんな芽があるよ。」
「こんな素敵な芽がこんなに大きく育っているよ。」

と気づかせてあげるのが私たち「講師」の役目なのです。



ブログ更新第2回にして話が長くなりましたが…

これから「感性の芽」を育てる資料・方法を
時々ブログに書き込んでいきたいと思います。


今日は、まず出だし。



あなたの手の中には
沢山の
「感性の種」
をすでに沢山持っていて

そして知らぬ間に育った
「感性の芽」
を胸の中で育てているんです。

そしてそれが
「美しいあなただけの花」
を咲かせるのです。




ちょっと覗きたくなってきませんか?
自分はいくつ、そしてどんな感性の芽を育てているんだろう。

恋がかなった芽からは何色の花が咲くでしょう。
叶わなかった恋からは何色の花が咲くのでしょう。


そしてその花の色はどこのフレーズにすっとなじむのでしょう。



ちょっとワクワクしてきましたね。




それではまた次回♪


愛を込めて

愛子より